JFR

ENVIRONMENT

環境事業

ABOUT

  • 現在、世界人口は増加を続け、2050年には100億人に到達すると予測されています。
    一方で、世界中で食糧問題や国際紛争などの社会問題が大きく取り沙汰されています。
    それらの問題の根幹には環境問題や資源枯渇が大きく関わりを持っており、
    それらを解決することが、多くの社会問題を解決することにつながります。

    環境事業
    世界人口予測 - 人口部 - 国連 (un.org)
  • SDGsの基礎となる概念であり、地球の限界を意味するプラネタリーバウンダリーにおいて、
    非常に高いリスクに分類されている項目のひとつが「窒素やリンの循環」です。
    JFRはその課題解決に力を入れています。

    環境事業
    資料:Will Steffen et al [Guiding human development on a changing planet]
    出典:地球の限界"プラネタリーパウンダリー" & 循環型社会(国立環境研究所 地球環境研究センターニュース)

SOLUTIONS

  • 窒素回収・肥料製造装置(脱臭)

    JFRでは、悪臭中に含まれる窒素(アンモニア)から肥料を作り出す技術を開発しました(特許出願中)
    悪臭は、装置内に定着した微生物により分解され、無害化されます。
    この技術は、微生物の浄化作用によるもののため、燃焼や薬剤を用いた脱臭よりも安価に悪臭対策をすることができます。
    また、悪臭中に含まれるアンモニアは、微生物により高濃度硝酸へと変えられ、窒素肥料へと生まれ変わります。

    窒素回収・肥料製造装置(脱臭)
  • リン吸着剤

    JFRでは、将来的なリン資源の確保のため、リン吸着剤を開発しております。
    この吸着剤自体も廃ガラスを原料として製造されたガラスリサイクル製品です。
    国内外に特許出願し、米国・韓国・台湾において既に登録されています。
    このリン吸着剤は、廃液等に浸けることで、液中のリン酸と反応し、除去・回収します。
    また、回収したリンは肥料として利用することができます

    リン吸着剤
  • 鶏糞メタン発酵発電・窒素肥料製造

    窒素含量の高い鶏糞によるメタン発酵発電では、アンモニアが高濃度に蓄積することで、
    メタンの発酵不良を起こす「アンモニア阻害」技術的な壁となっています。
    JFRでは、コア技術である「窒素回収装置」取り入れたシステムを開発しています。
    このシステムでは、鶏糞(その他畜糞)からアンモニアを取り出し、「アンモニア阻害」の発生を抑制することができます。
    また、取り出したアンモニアは硝酸として回収されます。
    このシステムは、エネルギーと窒素肥料2つの資源を生産することができます。

    鶏糞メタン発酵発電・</span><span>窒素肥料製造
  • 高度インテグレーションモデル

    JFRでは、経済性と環境保全を両立する新たな循環モデル『高度インテグレーションモデル』の確立を目指しており、パートナー企業様と連携してプロトタイプを建設開始予定です。
    このモデルには環境技術だけではなく、当社機能性素材・飼料技術をはじめとする多種多様な技術を取り入れ、
    あらゆる資源を無駄なく活用し、かつ、高付加価値のものを製造・販売することで
    高い収益性を実現する新世代型循環モデルです。

    高度インテグレーションモデル

SERVICE

  • 受託研究

    貴社でお持ちの技術や大学のシーズ技術の応用化に向けた開発をサポート致します。
    また、研究開発に関わる補助金申請や、開発段階からの知財化についてもサポートが可能です。

    受託研究

    リスト外についても柔軟に対応致しますので、ご相談ください。

  • バイオマス発電

    貴社でお持ちのバイオマス原料(木質、農畜産、食品残渣など)やご希望の規模に合わせて、
    燃焼系からメタン発酵まで最適なシステムをご提案致します。

    バイオマス発電関連技術